2024-01-01から1年間の記事一覧
昨年の秋、沿線に住む友人の、新居を訪ねた折り、居心地の良いリビングルームの、ソファに対座しながら、見せてもらった書物の一つに、 須永朝彦の「滅紫篇」 があり、さらに、気にいったページがあると、つまびらかに示されたのが、 「縹、二藍、藍、紺、菫…
「インターネットで発表されたゲイ小説 『北京故事』 (邦題:『北京故事 藍宇』 講談社刊)を映像化した作品。」 とウィキにあります。 小説は、未読ながら、その「藍宇(ランユー)」が、これも、中国での制作となる「覇王別姫」(1992年)、「春光乍洩」(1997…
「お酒、ワンカップでいい?」 と車上の父に。 「ふなぐちってのがあったでしょ」 との指定がはいり、 「へ、自分で飲みたいくらいよ」 と続けるも、母堂に捧げる供物であり、腐る前に飲みたい! というのが本望です。 だから、墓前に供えたあとで、 「フタ…
「で、〇〇さんとは、どうなってるんですか?」 とそのひとから、ディナの中盤で訊かれたとき、 「そーいやあ」 と、会っていなかった半年間を振り返り、そのひとにするべく、近況報告があったことを、思い出しました。 ようするに、いまとなっては、取るに…
「半期に一度の総決算」 とは、セールの謳い文句であり、そうした、セールを、年に三回(1・4・7月)催している、高円寺・西部古書会館に、きのう・きょうと行ってきました。 初日は、全品200円均一で、以後、100円・50円と、三日間のうちに売れ残った、その値…
元日に事件があり、二日に事故がありました。 残りの4/365日に、そうした禍(わざわい)が、繰り返し起こらぬようにと、祈念した三が日でもありました。 そんなわけで、松の内最終日のきょうは、例年振り返っている、「三が日」の思い出ではなく、思い致したこ…