衣服

冬期のワードローブといえば、フリースであり、「フリース」といえば、ユニクロです。

そんなわけで、いま着ている「フリース」のタグ(ケアラベル)を見ると、

 

000-XXXXXX(84-00)

 

と、なっていて、つまり、

 

8…製造年(2018年製) 

4…季節 1春2夏3秋4冬

 

ということがわかり、三着ある「フリース」に限っていえば、六年も新調していないことがわかります。

「あの「フリース」とこの「フリース」とその「フリース」の、きょうは、どの「フリース」を着よう?」

とは、冬期の日々のルーティンでもあります。

「フリース」を新調していなかった六年の間に、コロナ禍があり、卑近でいえば、断捨離がありました。

2DKの我が居の八割を領していたのが、書物であり、次いで、衣服でした。

捨てられない「書物」は置くとして、「衣服」は、これも、八割方を捨ててしまうと、そこに、拍車がかかったものか、コロナ禍中にあった当時は、断捨離! 断捨離!断捨離! と、白熱したものでしたが、いまは、捨てられない「書物」の三割を、古本屋に引き取ってもらい、残りの「書物」をどうしたものか!? と、考えあぐねています。

ところで、私は、「「フリース」に限っていえば、六年も新調していない」といいました。

つまり、三軍の「衣服」のことであり、一軍にもなり得る、パンツ↗ を求めて、こうした、ファストファッションの殿堂たる、「ユニクロ」を、昨日、訪れ、あれこれそれどれ、とのフィッティングの末に、目当てのパンツ↗ 、なかんずく、デニムのそれを、無事、ゲットするにいたりました。

それにしても、

「フィッティングさせてください」

との挨拶に、

「はーい、こちらをお使いください」

との女性スタッフの愛想は、私の「あれこれそれどれ」との吟味! に、やがて、口早に、その応対もつれなくなっていきました。

「ま、そりゃそうだ!」

とはいえ、「あれこれそれどれ、とのフィッティングの末に」、ゲットした「目当てのパンツ↗ 」がために、我が居のクローゼットの中身を、冬物から春物へといれ替え、吟味の一本のおかげで、六本ものパンツ↗ を捨てらたことは、我ながら意を得たものでした。

それにしても、捨てられないのは、一軍の「衣服」であり、そのブランド(ムジラボ)の変遷史を、デザインと見る、こちらの、価値観のほうなのでしょう。

とりとめもない話です。

おしまい。


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